こんにちは!
面白大学経営学部エンターテイメント学科の山田といいます!
僕は今東京の学生60人で集まってビジネスをしてます。
あなたは、ビジネスとか起業って興味ありますか?
良かったら、将来の夢とか目標とか聞かせてください!
僕は年収2000万で自由なライフスタイルを実現しています!
あなたの!お住まいはどちらでしょうか?
・・・・
返信、ちょっと待った!
全て嘘です!!!!
twitterのうざいネットビジネス連中から、僕のブログは始まった
今回のシリーズでは、僕が知っている「ネットビジネスの闇」を全て明かします。加えて、僕が今、このブログを運営している大きな理由の1つを体験談を交えてお伝えします。
twitter。ネットビジネス。セミナー。ブログ。脆弱大学生。。そうです。このシリーズでお伝えする内容で、全てが、繋がるのです。長くなりそうなので何部作かに分けます。なお、反響なければ打ち切ります。
- twitterのうざいネットビジネス連中から、僕のブログは始まった
- twitterでよく見るネットビジネスアカウントの仕組みを僕は知っています
- 全ては1年前のある一通のLINEから始まりました
- 第一ステージ:セミナー会場
- 第二ステージ:4時間に渡るカフェでの営業
※誤解を生まないように念を押して言っておきますが、簡単に自由なライフスタイルを手に入れる方法なんてありません。
twitterでよく見るネットビジネスアカウントの仕組みを僕は知っています
ネットビジネス云々より分身出来る技術を教えてくれ pic.twitter.com/9gLItjOOXp
— ボックス(激遅ケイデンスマン) (@NF_VXXlerator) 2016年4月26日
もしかするとあなたは、twitterを使用していて不意に冒頭のようなDMが届いたことがあるのではないでしょうか。届いたことがなくても、どこかで「稼げる」「起業」「自由なライフスタイル」「ネットビジネス」といったフレーズが散りばめられているアカウントを見たことがあるのではないでしょうか。
有象無象に大量発生している「怪しげなアカウント」は何のために存在しているのか?組織があるのか?どんな人が運用しているのか?目的は何なのか?
僕は、その答えを、全てを知っています。
そして、彼らの存在が、当サイトを運営している大きな理由の1つでもあるのです。そこには今から話すストーリーによって全てが明らかになります。
全ては1年前のある一通のLINEから始まりました
1年前というと、僕は大学3年生でピチピチのハタチでした。
ハタチであるがゆえに、とにかく意識が高い系すぎました。それこそ「ビジネス」「起業」に興味があり、様々なアクションを起こすものの、
まあ、とんでもなく意識が吹っ飛びそうなくらい高かったので、結果が出ないとわかっていても、所構わず行動していました。そうするしかなかったのです。そんな中、ある日、友人Sから一通のLINEが届きました。

うぃいいいいいいいいいいい↑っす!お前最近意識高いらしいな!何だかよくわからんが俺の中学の同級生にビジネスやってるやつがおってな、俺もよくわからんねんけどそいつの組織がセミナーやるらしいから一緒に行かへん?まあ参加費800円くらいらしいからさ。
僕は、意識が高かったので即答しました。ただ内心は「フンッ。俺を簡単に騙せると思うなよ!!偵察して全てを暴いてやる! 」と思っていました。
!?
そうです。筆者はこの時点で既にある程度の知識とリテラシーを身に付けていたのです。意識高いがゆえにたくさんの社会人と会っていて、「そういう世界」の話を少し聞いていたのが功を奏しました。
ただ、百聞は一見にしかず。実際に「そういう世界」が存在しているのかが気にかかりました。
「もしかすると本当に自由なライフスタイルで月収百万を実現している人がいるのかもしれない。月収百万円を達成するために!藁をも掴んでやるか!」
・・・・単に暇だったので行くことにしました。
第一ステージ:セミナー会場
セミナー会場は都心にありました。会場には、類は共を呼んでいるのか、やけにジャケット姿+とんがった靴を履いている意識高い系男性が多かったように思います。ちなみに僕はニューバランスのスニーカーに、パーカーでした。大学のキャンパスでは馴染む格好も、なぜかセミナー会場では浮いていました。
TPOをわきまえようと思ってはいません。「たかだか雑魚セミナーだろ」とドヤ顔で乗り込みましたから。周りの男性は僕を見て、クスクス笑っているように見えましたが、僕は待機中パズドラに集中していたので、あまり気になりませんでした。
あと、人によっては謎のチケットのようなものを売買している姿も見受けられました。この時点で胡散臭すぎて吐きそうになり、帰ろうとしていたのですが、友人Sが「ど偉い人がセミナー()してくれる!」とのことで、どのようなものか見てみようかなと、仕方なく居座っていました。
真っ白いスーツの「ど偉い人」がやってきた
お出ましです。組織の長とやらが。
もう一年以上前のことですが、今でも覚えています。なぜなら真っ白のスーツを着て、ドヤ顔でセミナー会場の後ろから出てくる「どエライ人」の姿を見て、僕は
「いや、前にも扉あるんやし、前から出てきたらええやん。白スーツだっさ!!!!え、なんでみんな拍手してるん!?夢!?何コレ夢!?オモロイ夢!?ワロタwwww」
と強く思ったからです。
しかし、これも演出なのでしょう。チープな演出の効果によって、セミナーでの話は静寂に包まれ、会場100名は全員、前のめりに熱心に聞いていました。そんな中、会場で話を聞かずにパズドラをしていたのは、おそらく僕くらいだったでしょう。
セミナーの話の内容はどんなものだったかというと「うまい棒がキャッチコピーとして優秀すぎる。だってうまい棒ですよ!」というものでした。これは僕がきちんと聞いていないせいで、月収百万円を達成するための大切な部分を聞き逃していたのか。それとも、そもそも聞くにも値しない内容だったのか。考える余地もなく後者だったのでしょう。
結論、セミナーから得られるものはありませんでした。
パズドラのランクが上がった
僕のパズドラのランクが上がったところでセミナーは終了。
「月収百万円稼ぐぞ!」そんなふうに考えていた時期が僕にもありました。今やパズドラ厨。意識低い系。それくらいセミナーの内容はつまらないものでした。やっと家に帰れると思った瞬間、僕を誘った友人Sが嬉しそうな顔で僕に、こう言ってきました。

セミナーよかったね!ウホホ!今からシークレットでカフェで二番手の人と話ができるみたいなんだけど!こんなチャンスなくね??これはいくしかないっしょ!うおおおおおおお!!
僕は瞬時に、ラッキー。と思った。なぜラッキーかというと
「二番手の人までいくともちろんカフェ代を払ってくれるほどゼニを持っているだろう、すなわち僕は奢られる!圧倒的奢られる!圧倒的得!行くZE!」
という、なんとも学生らしい卑しい考えを思いついたからです。ついこの前まで月収百万目指すとか言っていた人とは思えないマインドである。
第二ステージ:4時間に渡るカフェでの営業
しかし、僕は、取り返しのつかないことをしました。
なんと、午前中にセミナーが終わってから昼からカフェに行ったのですが、夕方5時までカフェで一方的に営業されることになったのです。極め付けには、僕の狙いであった「奢り」もありませんでした。
僕は心の中で「驕るなよ!このペテン師が!」と叫びました。さっきまで奢って欲しいと強く願っていた僕が「驕るなよ!」と、もう色々めちゃくちゃです。
4時間も熱く語られるのですから、組織の二番手の男とやらの26のペテン師に対して時間が経つにつれてだんだんと腹が立ってきました。
「最高の環境」
「圧倒的ノウハウ」
「すなわち、君は簡単に楽に劇的に100%稼げるようになる」
あっそ。早く、帰りたいんですよ。ぼくは。
あ、この人、不快ッ!
もし、僕が二番手だったら、コーヒー代は経費と考えてたやすく奢ります。
もし、僕が二番手だったら、話は端的に済ませて余った時間で他の仕事をします。
もし、僕が二番手だったら、初対面で「君、お笑い芸人に似ているね」などといった失礼な発言はしません。
もし、もし、もしも〜しもしもしもしもしでおいfq着jswでfrgthyじゅいkクァswでfrgtzqwぇでっfrgthふ自己kぉ:
ふむふむ。なるほど。ふむ。
そうして僕は、いつの間にか....
20万の情報商材の契約書にサインをしてしまっていたのでした。
ウェイーーイ!お疲れ!
何それ面白そうやん!!
いこや!!おもろそう!
ウェーーーーイwwwwww